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理由で解く 看護師国試
器材はスポルディングの分類(クリティカル/セミクリティカル/ノンクリティカル)に応じて処理法を選ぶ。ステンレス製便器は環境・体表に触れるノンクリティカル器材で、熱水消毒が適切。
スポルディングの分類では、無菌組織に入る器材(クリティカル)は滅菌、粘膜に触れる器材(セミクリティカル)は高水準消毒〜滅菌、健常皮膚のみに触れる器材(ノンクリティカル)は低〜中水準消毒で処理する。ステンレス製便器は排泄物に触れるが健常皮膚レベルの器材で、熱水消毒(ウォッシャーディスインフェクター等の80℃・10分など)が適切で組合せは正しい。手術用持針器は体内に入るクリティカル器材で高圧蒸気滅菌が必要(第4級アンモニウム塩は低水準消毒で不十分)。軟性内視鏡は熱に弱く高圧蒸気滅菌できず、グルタラール等による高水準消毒を行う。ベッド柵は手指がよく触れる環境表面(ノンクリティカル)で、毒性の強いグルタラール(高水準消毒薬)は不適で、アルコールや第4級アンモニウム塩などで清拭する。
| 分類 | 接触部位 | 器材例 | 処理法 |
|---|---|---|---|
| クリティカル | 無菌組織・血管内 | 手術器械・持針器 | 滅菌(高圧蒸気など) |
| セミクリティカル | 粘膜・損傷皮膚 | 軟性内視鏡 | 高水準消毒(グルタラール等)〜滅菌 |
| ノンクリティカル | 健常皮膚・環境 | 便器・ベッド柵 | 熱水消毒・低〜中水準消毒 |
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