学習トップ理由で解く 看護師国試第8章 ▸ 一般 / Q111A064

理由で解く 看護師国試

Q111A064 母性看護学

出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問64
問題
マタニティブルーズについて正しいのはどれか。
選択肢
1 意欲低下が主症状である。
2 症状は2週間以上持続する。
3 好発時期は産後1か月ころである。
4 産後のホルモンの変動が要因となる。
解答
正解4(産後のホルモンの変動が要因となる。)
解説

マタニティブルーズは分娩後の急激なホルモン変動を要因とし、産後数日で生じ一過性に自然軽快する。

マタニティブルーズは、分娩後にエストロゲン・プロゲステロンが急激に低下するホルモン変動などを背景に、産後3〜5日ごろに好発する一過性の情緒不安定である。涙もろさ・気分の変動・不安などが主で、通常は数日〜10日程度で自然に軽快する。2週間以上持続したり症状が強い場合は産後うつ病を疑う。意欲低下が前景に立つのは産後うつ病であり、マタニティブルーズの主症状ではない。

✗ 1. 誤り
意欲低下が主症状である。
主症状は涙もろさ・気分変動などの情緒不安定で、意欲低下が前景なら産後うつ病を疑う
✗ 2. 誤り
症状は2週間以上持続する。
通常数日〜10日程度で自然軽快し、2週間以上続く場合は産後うつ病を考える
✗ 3. 誤り
好発時期は産後1か月ころである。
好発時期は産後3〜5日ごろで、産後1か月ころではない
✓ 4. 正しい
産後のホルモンの変動が要因となる。
分娩後の急激なホルモン変動が主要因であり適切
ポイント
  • マタニティブルーズ=産後3〜5日に好発する一過性の情緒不安定
  • 要因は分娩後の急激なホルモン変動
  • 数日〜10日で自然軽快
  • 2週間以上持続・意欲低下が強い→産後うつ病を疑う
比較表
マタニティブルーズと産後うつ病
項目マタニティブルーズ産後うつ病
発症時期産後3〜5日産後数週〜数か月
持続数日〜10日で軽快2週間以上持続
主症状涙もろさ・情緒不安定抑うつ・意欲低下
対応経過観察・支持治療が必要
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