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理由で解く 看護師国試

Q110P015 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問15
問題
痛風の患者の血液検査データで高値を示すのはどれか。
選択肢
1 尿酸
2 尿素窒素
3 アルブミン
4 トリグリセリド
解答
正解1(尿酸)
解説

痛風は高尿酸血症を基盤とし、血中尿酸値が高値を示す。

痛風はプリン体代謝の最終産物である尿酸が血中に増加(高尿酸血症)し、関節などに尿酸塩結晶が沈着して急性関節炎(痛風発作)を起こす疾患である。したがって血液検査では血清尿酸値が高値を示す(一般に7.0mg/dL超で高尿酸血症)。尿素窒素は腎機能・タンパク代謝、アルブミンは栄養・肝合成能、トリグリセリドは脂質の指標であり、痛風の直接の診断指標ではない(ただし痛風はメタボリック症候群を合併しやすく脂質異常を伴うことはある)。

✓ 1. 正しい
尿酸
プリン体代謝の最終産物で、痛風では高尿酸血症として高値を示す
✗ 2. 誤り
尿素窒素
腎機能・タンパク代謝の指標で痛風の直接指標ではない
✗ 3. 誤り
アルブミン
栄養状態・肝合成能の指標で痛風で高値とはならない
✗ 4. 誤り
トリグリセリド
脂質の指標で、合併しうるが痛風を規定する検査値ではない
ポイント
  • 痛風=高尿酸血症(血清尿酸7.0mg/dL超)が基盤
  • 尿酸塩結晶の沈着で急性関節炎(第1中足趾節関節に好発)
比較表
血液検査値が反映する主な病態
検査項目反映する病態
尿酸痛風・高尿酸血症
尿素窒素〈BUN〉腎機能低下・脱水・高タンパク
アルブミン栄養状態・肝合成能
トリグリセリド脂質異常症
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