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理由で解く 看護師国試
甲状腺ホルモンは全身の基礎代謝と熱産生を高めるため、その分泌低下は代謝低下による体温低下を招く。
甲状腺ホルモン(T3・T4)は全身の細胞代謝を促進し、熱産生を高める作用をもつ。したがって分泌が低下すると基礎代謝が低下し、熱産生が減って体温低下(低体温)をきたす。甲状腺機能低下症で寒がり・低体温がみられるのはこのためである。他方、カテコラミンやACTH(→コルチゾール)の分泌亢進は代謝・熱産生を高める方向に働き、体温を上げる。副甲状腺ホルモンはカルシウム・リン代謝の調節ホルモンで体温調節には直接関与しない。
| ホルモン | 主な作用 | 体温への影響 |
|---|---|---|
| 甲状腺ホルモン低下 | 基礎代謝・熱産生低下 | 低下 |
| カテコラミン亢進 | 代謝亢進・熱産生増加 | 上昇 |
| 副甲状腺ホルモン〈PTH〉 | Ca・リン代謝調節 | 直接影響なし |
| ACTH亢進(→コルチゾール) | 代謝・糖新生促進 | 上昇方向 |
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