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理由で解く 看護師国試

Q110A012 人体の構造と機能

出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問12
問題
胃から分泌される消化管ホルモンはどれか。
選択肢
1 ガストリン
2 セクレチン
3 胃抑制ペプチド
4 コレシストキニン
解答
正解1(ガストリン)
解説

ガストリンは胃幽門前庭部のG細胞から分泌され、胃酸分泌を促進する消化管ホルモンである。

消化管ホルモンは分泌される部位が異なる。ガストリンは胃の幽門前庭部にあるG細胞から分泌され、壁細胞に作用して胃酸(塩酸)分泌を促進する。一方、セクレチン・胃抑制ペプチド〈GIP〉・コレシストキニン〈CCK〉はいずれも十二指腸・上部小腸の粘膜から分泌されるホルモンであり、胃からは分泌されない。したがって胃から分泌されるのはガストリンである。

✓ 1. 正しい
ガストリン
胃幽門前庭部のG細胞から分泌され胃酸分泌を促進する。胃から分泌される
✗ 2. 誤り
セクレチン
十二指腸のS細胞から分泌され膵液の重炭酸分泌を促す。胃からではない
✗ 3. 誤り
胃抑制ペプチド
胃抑制ペプチド〈GIP〉:名称に「胃」を含むが十二指腸・空腸のK細胞から分泌される。胃からではない
✗ 4. 誤り
コレシストキニン
コレシストキニン〈CCK〉:十二指腸・空腸のI細胞から分泌され胆嚢収縮・膵酵素分泌を促す。胃からではない
ポイント
  • ガストリン=胃G細胞→胃酸分泌促進
  • セクレチン・GIP・CCKは十二指腸〜小腸由来
  • GIPは名称に反し胃からは分泌されない
比較表
主な消化管ホルモンの分泌部位と作用
ホルモン分泌部位(細胞)主な作用
ガストリン胃幽門前庭部(G細胞)胃酸分泌促進
セクレチン十二指腸(S細胞)膵液(重炭酸)分泌促進・胃酸抑制
胃抑制ペプチド〈GIP〉十二指腸・空腸(K細胞)胃酸分泌抑制・インスリン分泌促進
コレシストキニン〈CCK〉十二指腸・空腸(I細胞)胆嚢収縮・膵酵素分泌促進
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