学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q109P048

理由で解く 看護師国試

Q109P048 成人看護学

出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問48
問題
慢性疾患をもつ成人の自己管理を促進する援助はどれか。
選択肢
1 行動の習慣化を促す。
2 医療者が患者の目標を設定する。
3 結果を優先して評価することを促す。
4 うまくいかない行動に目を向けるよう促す。
解答
正解1(行動の習慣化を促す。)
解説

慢性疾患の自己管理支援では、望ましい行動を生活のなかで習慣化できるよう促すことが有効。目標は患者自身が主体的に設定する。

慢性疾患のセルフマネジメント支援では、患者が主体となり療養行動を日常生活に無理なく取り入れ、継続・習慣化できるよう援助することが重要である。行動が習慣化すれば意識的な努力に頼らず継続でき、自己効力感も高まる。目標は医療者が一方的に決めるのではなく患者自身が設定し、結果だけでなく取り組みの過程を評価し、できている行動(成功体験)に目を向けて強化する。したがって「行動の習慣化を促す」が適切である。

✓ 1. 正しい
行動の習慣化を促す。
療養行動を生活に定着させ継続を助けるため適切
✗ 2. 誤り
医療者が患者の目標を設定する。
目標は患者自身が主体的に設定することが自己管理を促す。医療者が一方的に決めるのは不適切
✗ 3. 誤り
結果を優先して評価することを促す。
結果偏重は失敗時の意欲低下を招く。過程(努力・工夫)も評価すべき
✗ 4. 誤り
うまくいかない行動に目を向けるよう促す。
できていない点ばかり注目すると自己効力感が下がる。できている行動を認め強化する方がよい
ポイント
  • 自己管理支援=患者主体・行動の習慣化
  • 目標設定は患者自身が行う
  • 成功体験を強化し自己効力感を高める
  • 過程も評価する
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