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理由で解く 看護師国試
前立腺肥大症は良性の内腺肥大で尿路閉塞を起こし、進行すると尿閉から水腎症に至る。外科治療の標準は経尿道的前立腺切除術〈TURP〉。石様硬結やPSA著明高値は前立腺癌を示唆する。
前立腺肥大症は加齢に伴う良性の内腺肥大で、尿道が圧迫され排尿困難・残尿・尿閉を生じる。進行すると膀胱内圧の上昇が上部尿路に及び、水腎症・腎機能障害を来す。外科治療の標準術式は経尿道的前立腺切除術〈TURP〉である。直腸診では弾性硬・表面平滑に触れ、石様の硬さ(硬結)は前立腺癌を疑う所見である。治療には男性ホルモンを抑える抗アンドロゲン薬や5α還元酵素阻害薬を用い、男性ホルモン薬はむしろ増悪させるため用いない。PSAは肥大症でも軽度上昇し得るが100ng/mL以上のような著明高値は前立腺癌(進行・転移)を強く示唆する。よって正しいのは水分停滞による水腎症とTURPである。
| 項目 | 前立腺肥大症 | 前立腺癌 |
|---|---|---|
| 発生部位 | 内腺(移行領域) | 外腺(辺縁領域) |
| 直腸診 | 弾性硬・平滑 | 石様硬結・表面不整 |
| PSA | 正常〜軽度上昇 | 著明高値となり得る |
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