学習トップ理由で解く 看護師国試第7章 ▸ 一般 / Q108P055

理由で解く 看護師国試

Q108P055 小児看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問55
問題
離乳の開始で正しいのはどれか。
選択肢
1 離乳食は1日2回から開始する。
2 人工乳はフォローアップミルクにする。
3 哺乳反射の減弱が開始時の目安のひとつである。
4 離乳食は歯ぐきでつぶせる硬さのものから始める。
解答
正解3(哺乳反射の減弱が開始時の目安のひとつである。)
解説

離乳開始の目安は生後5〜6か月頃で、哺乳反射(舌押し出し反射)の減弱が開始のサインの一つ。

離乳は生後5〜6か月頃に開始する。開始の目安には、首のすわりがしっかりし支えると座れる、食物に興味を示す、そして哺乳反射(口に入った物を舌で押し出す反射)の減弱が挙げられ、これが弱まると固形物を口に取り込みやすくなる。離乳食は1日1回1さじから始め、なめらかにすりつぶした(ドロドロの)状態から開始する。歯ぐきでつぶせる硬さは離乳後期(生後9〜11か月頃)の段階である。フォローアップミルクは母乳・育児用ミルクの代替ではなく、必要に応じ生後9か月以降に用いるもので開始時に切り替える必要はない。したがって哺乳反射の減弱が目安という記述が正しい。

✗ 1. 誤り
離乳食は1日2回から開始する。
正しくは1日1回から始めるが、選択肢の回数が欠落しており本問の正答ではない(正答は3)
✗ 2. 誤り
人工乳はフォローアップミルクにする。
フォローアップミルクは代替品ではなく開始時に切り替える必要はない
✓ 3. 正しい
哺乳反射の減弱が開始時の目安のひとつである。
哺乳反射の減弱が開始時の目安のひとつである:舌の押し出し反射が弱まることが開始のサインで正しい
✗ 4. 誤り
離乳食は歯ぐきでつぶせる硬さのものから始める。
離乳食は歯ぐきでつぶせる硬さのものから始める:開始時はなめらかにすりつぶした状態から。歯ぐきでつぶす硬さは離乳後期
ポイント
  • 離乳開始は生後5〜6か月頃
  • 開始の目安:首すわり・支えで座れる・食物に興味・哺乳反射の減弱
  • 開始時はなめらかにすりつぶした状態を1日1回から
比較表
離乳の進め方(食形態の目安)
時期食形態
初期(5〜6か月)なめらかにすりつぶした状態(ドロドロ)
中期(7〜8か月)舌でつぶせる硬さ
後期(9〜11か月)歯ぐきでつぶせる硬さ
完了期(12〜18か月)歯ぐきでかめる硬さ
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