学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 必修 / Q108P004

理由で解く 看護師国試

Q108P004 基礎看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問4
問題
看護師が行う患者のアドボカシーで最も適切なのはどれか。
選択肢
1 多職種と情報を共有する。
2 患者の意見を代弁する。
3 患者に害を与えない。
4 医師に指示を聞く。
解答
正解2(患者の意見を代弁する。)
解説

アドボカシー(権利擁護)とは、患者の意思や意見を代弁し権利を守ること。

アドボカシー〈advocacy〉は権利擁護・代弁を意味し、患者が自分の意思や希望を十分に表明できない状況でも、その意向を尊重して代弁し権利を守る看護師の役割を指す。したがって患者の意見を代弁することが最も適切である。他の選択肢は看護の重要な行為ではあるが、アドボカシーの本質そのものではない。

✗ 1. 誤り
多職種と情報を共有する。
連携・協働として重要だがアドボカシーの本質ではなく誤り。
✓ 2. 正しい
患者の意見を代弁する。
患者の権利擁護・代弁でありアドボカシーの中核で正しい。
✗ 3. 誤り
患者に害を与えない。
無危害の原則であり別の倫理概念で誤り。
✗ 4. 誤り
医師に指示を聞く。
診療補助上必要だが患者の権利擁護とは異なり誤り。
ポイント
  • アドボカシー=権利擁護・代弁
  • 患者の意思を尊重し代弁する
  • 無危害原則とは区別する
比較表
看護の主な倫理概念
概念意味
アドボカシー患者の権利擁護・代弁
無危害患者に害を与えない
自律尊重患者の自己決定を尊重
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