学習トップ理由で解く 看護師国試第6章 ▸ 一般 / Q108A053

理由で解く 看護師国試

Q108A053 老年看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問53
問題
高齢者に対する生活史の聴き方で適切なのはどれか。
選択肢
1 認知機能の評価尺度を用いる。
2 事実と異なる聴取内容を訂正する。
3 話を聴く前に文書による同意を得る。
4 高齢者が話しやすい時代の思い出から聴く。
解答
正解4(高齢者が話しやすい時代の思い出から聴く。)
解説

生活史の聴取は、高齢者が語りやすい懐かしい時代の思い出(回想)から始めると、信頼関係を築きながら自然に話を引き出せる。

生活史の聴取は、その人の人生や価値観を理解し関係を築くためのもので、回想法の考え方を活かし、高齢者が話しやすい時代の思い出から聴くと語りが促され適切である。認知機能評価尺度を用いるのは認知機能検査であり生活史聴取の目的とは異なる。語られた内容が事実と多少異なっても、その人の主観的体験や思いを尊重して傾聴し、逐一訂正しない。生活史の聴取は通常の会話的関わりで、あらためて文書同意を前提とするものではない。

✗ 1. 誤り
認知機能の評価尺度を用いる。
認知機能検査の手法であり生活史聴取の方法ではない
✗ 2. 誤り
事実と異なる聴取内容を訂正する。
本人の主観・思いを尊重して傾聴し、逐一訂正しない
✗ 3. 誤り
話を聴く前に文書による同意を得る。
会話的な関わりで、文書同意を前提とするものではない
✓ 4. 正しい
高齢者が話しやすい時代の思い出から聴く。
回想を促し語りやすく信頼関係も築けるため適切
ポイント
  • 生活史の聴取は回想を活かし話しやすい話題から
  • 主観的体験・思いを尊重し傾聴(訂正しない)
  • 認知機能評価とは目的が異なる
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