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理由で解く 看護師国試

Q108A013 人体の構造と機能

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問13
問題
チアノーゼで増加しているのはどれか。
選択肢
1 血中酸素分圧
2 還元ヘモグロビン
3 酸化ヘモグロビン
4 血中二酸化炭素分圧
解答
正解2(還元ヘモグロビン)
解説

チアノーゼは毛細血管血中の還元(脱酸素化)ヘモグロビンが約5g/dL以上に増加して皮膚・粘膜が青紫色に見える状態。

還元ヘモグロビンは酸素と結合していないヘモグロビンで、暗赤色を呈する。これが毛細血管血中で約5g/dL以上に増加すると、皮膚・粘膜が青紫色に見えチアノーゼとなる。このとき酸化ヘモグロビンと血中酸素分圧はむしろ低下しているため、増加しているのは還元ヘモグロビンである。

✗ 1. 誤り
血中酸素分圧
チアノーゼ(中心性)ではむしろ低下する
✓ 2. 正しい
還元ヘモグロビン
約5g/dL以上に増加してチアノーゼが出現する
✗ 3. 誤り
酸化ヘモグロビン
酸素と結合したHbで、チアノーゼでは減少する
✗ 4. 誤り
血中二酸化炭素分圧
チアノーゼを直接規定する指標ではない
ポイント
  • チアノーゼ=還元ヘモグロビン約5g/dL以上
  • 中心性(低酸素)と末梢性(末梢循環不全)がある
  • 高度貧血では総Hb量が少なくチアノーゼが出にくい
比較表
チアノーゼの分類
種類機序
中心性チアノーゼ動脈血の酸素化不全呼吸不全・先天性心疾患
末梢性チアノーゼ末梢での血流停滞・酸素消費増大寒冷・末梢循環不全
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