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理由で解く 看護師国試

Q108A005 基礎看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問5
問題
呼びかけに反応がなく、正常な呼吸もない患者に対し、医療従事者が行う一次救命処置〈BLS〉で最も優先するのはどれか。
選択肢
1 気道確保
2 胸骨圧迫
3 人工呼吸
4 除細動
解答
正解2(胸骨圧迫)
解説

現行のBLSはC-A-B(胸骨圧迫優先)であり、反応がなく正常な呼吸がない場合はまず胸骨圧迫を開始する。

JRC蘇生ガイドラインに基づくBLSでは、反応・呼吸を確認し正常な呼吸がなければ、質の高い胸骨圧迫を最優先で開始する(従来のA-B-CからC-A-Bへ変更)。胸骨圧迫により脳・心臓への血流を維持することが最も重要とされる。人工呼吸や除細動〈AED〉はその後に組み込み、除細動は電気ショックの適応がある波形にのみ有効である。※本設問は文字化け(BLS表記)を含むため参考出題扱い。

✗ 1. 誤り
気道確保
胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせる際に行うが、最優先ではない
✓ 2. 正しい
胸骨圧迫
C-A-Bの原則で最優先に開始する
✗ 3. 誤り
人工呼吸
胸骨圧迫に続いて行う(30:2)が最優先ではない
✗ 4. 誤り
除細動
AED装着後、適応波形にのみ実施し初動の最優先ではない
本問は、厚生労働省が「設問が不十分で正解が得られないため」として採点対象から除外した問題です(第108回看護師国家試験 午前第5問)。原問は「呼びかけに反応のない患者」とあるだけで呼吸の有無が書かれていないため、正常な呼吸があれば1「気道確保」、なければ2「胸骨圧迫」となり、正答が1つに定まりませんでした。そこで当アプリでは、設問文を「呼びかけに反応のない患者に対し、」→「呼びかけに反応がなく、正常な呼吸もない患者に対し、」に変更しています(選択肢は4つとも原問のままです)。この条件では心停止と判断されるため、JRC蘇生ガイドラインのC-A-Bに従って正答は2「胸骨圧迫」に確定します。
ポイント
  • BLSの手順はC-A-B(胸骨圧迫優先)
  • 反応・正常な呼吸なし→ただちに胸骨圧迫
  • 胸骨圧迫は約5cm・100〜120回/分、圧迫と人工呼吸は30:2
比較表
BLSの基本手順
手順内容
1反応の確認・応援要請・AED手配
2呼吸の確認(正常な呼吸なし)
3胸骨圧迫の開始(最優先)
4気道確保・人工呼吸(30:2)
5AED装着・除細動
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