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理由で解く 看護師国試
甲状腺ホルモン過剰では代謝と交感神経活動が亢進し、眼球突出(Basedow病)や手指振戦がみられる。
甲状腺ホルモンの分泌亢進では全身の代謝が亢進し、交感神経が優位になる。代表疾患のBasedow病では自己抗体による眼窩組織の炎症・浮腫で眼球突出がみられる(選択肢3)。交感神経亢進により手指の細かい振戦(手指振戦)も生じる(選択肢5)。代謝亢進により、脈は速く(頻脈)、腸蠕動が亢進して下痢傾向、発汗増加で皮膚は湿潤・温かくなる。したがって徐脈・便秘・皮膚乾燥はいずれも機能低下(甲状腺機能低下症)でみられる所見であり誤り。
| 項目 | 亢進症 | 低下症 |
|---|---|---|
| 脈拍 | 頻脈 | 徐脈 |
| 消化 | 下痢傾向 | 便秘 |
| 皮膚 | 湿潤・温かい | 乾燥・冷たい |
| 特徴的所見 | 眼球突出・手指振戦 | 浮腫・易疲労 |
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