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理由で解く 看護師国試

Q107P075 成人看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問75
問題
乳癌の検査で侵襲性が高いのはどれか。
選択肢
1 触診
2 細胞診
3 MRI 検査
4 超音波検査
5 マンモグラフィ
解答
正解2(細胞診)
解説

細胞診は病変に穿刺針を刺して細胞を採取する検査で、体内に器具を挿入するため侵襲性が最も高い。

侵襲性とは身体を傷つける度合いをいう。乳癌の検査のうち細胞診(穿刺吸引細胞診など)は、しこりに針を刺して細胞を採取するため皮膚・組織を貫通する侵襲を伴う。触診は手で触れるのみ、MRI・超音波・マンモグラフィは画像検査で体表からの評価であり、いずれも針を刺すような侵襲を伴わない。したがって選択肢中で最も侵襲性が高いのは細胞診である。

✗ 1. 誤り
触 診
手で触れて評価するのみで非侵襲的
✓ 2. 正しい
細胞診
病変に針を刺して細胞を採取する穿刺検査で、選択肢中最も侵襲性が高い
✗ 3. 誤り
MRI 検査
磁気を用いる画像検査で非侵襲的(造影剤使用時も穿刺針採取より侵襲は小さい)
✗ 4. 誤り
超音波検査
体表から超音波をあてる非侵襲的な画像検査
✗ 5. 誤り
マンモグラフィ
X線による乳房撮影で、圧迫はあるが組織を採取する侵襲はない
ポイント
  • 侵襲性=身体を傷つける度合い
  • 細胞診・生検は針を刺すため侵襲的
  • 触診・超音波・マンモグラフィ・MRIは画像/理学的評価で非侵襲的
比較表
乳癌検査の侵襲性
検査侵襲性
触診非侵襲
超音波検査非侵襲
マンモグラフィ非侵襲(圧迫のみ)
MRI検査非侵襲
細胞診(穿刺)侵襲的(最も高い)
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