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理由で解く 看護師国試

Q107P036 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問36
問題
感染症の成立過程において、予防接種が影響を与える要素はどれか。
選択肢
1 病原体
2 感染源
3 感染経路
4 宿主の感受性
解答
正解4(宿主の感受性)
解説

予防接種は宿主に免疫を付与して感受性を低下させる(抵抗力を高める)ことで感染成立を防ぐ。

感染成立には「感染源(病原体を含む)」「感染経路」「宿主の感受性(感染を受けやすさ)」の3要素が必要である。予防接種はワクチンで宿主に能動免疫を獲得させ、その病原体に対する感受性を下げる(抵抗力を高める)ことで、感染・発症を防ぐ。したがって予防接種が影響を与えるのは宿主の感受性である。

✗ 1. 誤り
病原体
予防接種は病原体そのものを消滅・弱毒化させる手段ではない
✗ 2. 誤り
感染源
感染源対策は患者の隔離・消毒などであり予防接種の作用点ではない
✗ 3. 誤り
感染経路
手洗い・マスク・環境整備などが経路対策で、予防接種は経路には作用しない
✓ 4. 正しい
宿主の感受性
ワクチンで免疫を付与し感受性を低下させることで感染を防ぐため正しい
ポイント
  • 感染成立の3要素=感染源・感染経路・宿主の感受性
  • 予防接種=宿主に免疫を付与し感受性を低下させる
  • 感染源対策・経路対策・感受性対策の3本柱
比較表
感染成立の3要素と対策
要素主な対策
感染源患者の隔離・治療、消毒・滅菌
感染経路手指衛生・マスク・標準予防策
宿主の感受性予防接種・体力/免疫の維持
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