学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q106P040

理由で解く 看護師国試

Q106P040 成人看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問40
問題
自助具を図に示す。関節リウマチによって肩関節に痛みがある患者の関節保護のための自助具として最も適切なのはどれか。(選択肢は図で示される:図参照)
図
選択肢
1 1
2 2
3 3
4 4
解答
正解2(2)
解説

肩関節痛では、柄の長い自助具で腕の挙上(肩の屈曲・外転)を減らすことが関節保護につながる。

関節リウマチで肩関節に痛みがある患者では、肩の屈曲・外転など可動域を大きく使う動作が負担・疼痛の原因となり、これを避けることが関節保護につながる。図の2「長柄ブラシ」は柄が長く湾曲しているため、腕を大きく挙上しなくても洗髪・洗体・整容などが行え、肩関節の運動範囲を小さく抑えられる。よって肩関節の保護に最も適する。残る自助具は、1「万能カフ」が手指の把持代償、3「コップホルダー」が把持時の手指・手関節負担軽減、4「レバー式ドアノブ」が握り回し動作の手関節・手指負担軽減を目的としており、いずれも主に手指・手関節を対象とし、肩関節の保護には直接寄与しない。したがって公式正答[2]は図の内容と整合する。

✗ 1. 誤り
1
手掌に柄物を固定し手指の把持を代償する自助具。手指・手関節の負担軽減が目的で、肩関節の保護には直接寄与しない
✓ 2. 正しい
2
柄が長く湾曲したブラシ。腕を高く挙げず(肩関節の屈曲・外転を抑えて)頭・背中・足まで手を届かせられ、肩関節の可動域負担を軽減し保護できる
✗ 3. 誤り
3
コップ把持時の手指・手関節の負担を軽減する保持具。保護対象は手指・手関節で肩関節ではない
✗ 4. 誤り
4
握って回す動作を押し下げ動作に変え、手指・手関節の負担を軽減する。保護対象は手関節・手指で肩関節ではない
ポイント
  • 肩関節の負担軽減=柄の長い自助具(長柄ブラシ)
  • 万能カフ・コップホルダー=手指の把持補助
  • レバー式ドアノブ=手関節の負担軽減
  • 関節リウマチでは関節保護(負担の少ない動作)が原則
比較表
自助具と補う機能
自助具主な目的
長柄ブラシ肩関節の挙上を減らし負担軽減
万能カフ手指の把持力低下を補う
コップホルダー把持の補助
レバー式ドアノブ手関節・手指の負担軽減
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手