
この図の解説
背中の下半分を広く覆う広背筋の骨つき3D図。運動器系>体幹>体幹の筋>背筋>浅背筋に分類される。赤ラベルの起始は第7胸椎(T7)以下の棘突起・腸骨稜・正中仙骨稜、および肩甲骨下角(一部は下位肋骨)。これらから起こった筋線維が外上方へ集まり、上腕骨前面の小結節稜(青ラベル)に停止する。支配神経は胸背神経(黄ラベル)。右上・右下の拡大図で、上腕骨への停止部と腋窩の後壁を通る胸背神経の走行がわかる。
学習の要点
- 作用は肩関節の内転・内旋・伸展。挙げた腕を後下方へ強く引き下げる(懸垂・水泳のプル動作の主力筋)。
- 起始が非常に広く、T7以下の棘突起・腸骨稜・正中仙骨稜・肩甲骨下角にまたがる。停止は上腕骨の小結節稜(前面)。
- 支配神経は胸背神経(腕神経叢後神経束、C6〜C8)。腋窩の後壁を通る。
- 大円筋・大胸筋とともに肩関節を内転・内旋する。大円筋と作用がほぼ同じで“大円筋の相棒”と覚える。
- 覚え方: 起始『棘突起(T7以下)・腸骨稜・仙骨・肩甲骨下角』→停止『小結節稜』→神経『胸背神経』。
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
広背筋の支配神経はどれか。
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答え: 2.胸背神経(C6〜C8、腕神経叢後神経束)。
広背筋の停止部はどれか。
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答え: 2.小結節稜(上腕骨前面)。
広背筋の主な作用はどれか。
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答え: 2.肩関節の内転・内旋・伸展(腕を後下方へ引き下げる)。
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。