
この図の解説
首の後外側にある肩甲挙筋の骨つき3D図。運動器系>上肢>上肢の筋>上肢帯の筋に分類される。赤ラベルの起始は第1〜第4頸椎(C1〜C4)の横突起、青ラベルの停止は肩甲骨上角。細い筋が斜めに下外方へ走り、肩甲骨上角に付く。支配神経は肩甲背神経(黄ラベル)で、下段の図に頸椎から出て筋の深層を下る様子が示される。
学習の要点
- 作用は肩甲骨を上内方へ引く(挙上)。肩をすくめる動きに関与し、肩甲骨の下方回旋(関節窩を下げる)にも働く。
- 起始はC1〜C4横突起、停止は肩甲骨上角。上位頸椎と肩甲骨をつなぐ。
- 支配神経は肩甲背神経(C4・C5)。同じ肩甲背神経は大・小菱形筋も支配する。
- 肩こりに関与する代表筋。デスクワークで持続的に緊張しやすい。
- 覚え方: 『C1〜4横突起→肩甲骨“上角”を挙げる(=挙筋)→肩甲背神経』。
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
肩甲挙筋の停止部はどれか。
答えを見る
答え: 2.肩甲骨上角。
肩甲挙筋の支配神経はどれか。
答えを見る
答え: 2.肩甲背神経(C4・C5)。
肩甲挙筋の起始はどれか。
答えを見る
答え: 1.頸椎(C1〜C4)の横突起。
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。