
この図の解説
仙骨を後面・前面・側面・上面(横断)の4方向から示した図。後面には正中仙骨稜(棘突起に相当)・中間仙骨稜(関節突起に相当)・外側仙骨稜(横突起に相当)の3稜と後仙骨孔、下端の仙骨裂孔・仙骨角が、前面には仙骨底・岬角・4本の横線と前仙骨孔が、側面には耳状面が描かれる。全体が逆三角形で上端が仙骨底、下端が仙骨尖であること、内部を仙骨管が貫くことに注目する。
学習の要点
- 3つの稜の対応を押さえる:正中仙骨稜=棘突起、中間仙骨稜=関節突起、外側仙骨稜=横突起の癒合でできる。
- 孔の前後で通る枝が違う:前仙骨孔からは仙骨神経の前枝、後仙骨孔からは後枝が出る。
- 岬角は仙骨底(第1仙椎の椎体上面)前縁の前方への張り出しで、骨盤の分界線を構成する重要な指標。
- 側面のL字型の耳状面が寛骨(腸骨)と仙腸関節(可動性の乏しい半関節・平面関節)を作る。
- 仙骨裂孔は仙骨管下端の開口部、その両側の仙骨角は体表(殿裂の奥)から触れ、仙骨麻酔などの目印になる。
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
仙骨後面の3稜はそれぞれ何の突起に相当するか?
答えを見る
答え: 正中仙骨稜=棘突起、中間仙骨稜=関節突起、外側仙骨稜=横突起。
前仙骨孔・後仙骨孔からはそれぞれ何が出るか?
答えを見る
答え: 前仙骨孔=仙骨神経の前枝、後仙骨孔=後枝。
岬角とは何か?
答えを見る
答え: 仙骨底(第1仙椎椎体上面)前縁の前方への張り出しで、骨盤の分界線を構成する指標。
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。