学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §14 感覚の生理 / QJ30A087
理由で解く 柔道整復師
右視索には「左半分の視野」の情報だけが集まっているため、右視索が障害されると両眼とも左側視野が欠けます(左同名半盲)。答えは 2 です。
網膜では像が上下左右とも反転するので、左側の視野は右眼の耳側網膜と左眼の鼻側網膜に映ります。視交叉では鼻側網膜からの線維だけが交叉するため、右視索には右眼の耳側網膜線維と左眼の鼻側網膜線維、つまり左半視野の情報が一括して走ることになります。したがって視交叉より後ろ(視索・外側膝状体・視放線・後頭葉)の一側性障害では、必ず反対側の同名半盲になります。視交叉の正中部が圧迫される下垂体腫瘍では、交叉する鼻側網膜線維が両側でやられて両耳側半盲となり、視神経の障害では、その眼だけの全視野が欠けます。「障害された高さで欠け方が決まる」という原則で押さえましょう。
| 障害部位 | 視野欠損 | 代表的な原因 |
|---|---|---|
| 右視神経 | 右眼の全視野欠損 | 視神経炎、外傷 |
| 視交叉正中部 | 両耳側半盲 | 下垂体腫瘍 |
| 視交叉外側部 | 両鼻側半盲(まれ) | 内頸動脈病変 |
| 右視索 | 左同名半盲 | 脳血管障害、腫瘍 |
| 右視放線・後頭葉 | 左同名半盲(四分盲を含む) | 脳梗塞、出血 |
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