学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第12章 ▸ A. 骨格筋の神経支配 / Q12A014
教科書ドリル 生理学
等張性収縮時と等尺性収縮時における、筋紡錘からのIa群求心線維および腱受容器からのIb群求心線維の活動の組み合わせとして正しいのはどれか。
筋紡錘(Ia)は筋長変化を、腱受容器(Ib)は張力を検出する。等尺性収縮では筋の外形長は変化せず筋紡錘の長さは変わらないためIa発射は不変、しかし腱には張力がかかるため腱が伸展してIb発射は増加する(選択肢4が正)。等張性収縮では、筋は短縮するため筋紡錘は弛緩してIa発射は減少(または停止)し、腱は張力で伸展するためIb発射は増加する。したがって選択肢1は等張性収縮時のIaが誤り、選択肢2もIaの方向が誤り、選択肢3も等尺性収縮でIaが増加する前提が誤り。本問は純粋機械的応答(α運動NRのみが興奮し錘内筋線維が非活性という前提)で整理する趣旨である。実際の随意運動ではα-γ連関によりγ運動NRが共活動して錘内筋線維が短縮し、筋紡錘の感度が保たれるため、等張性収縮時でもIa発射の低下は抑えられる点を付記しておく。

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