学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ A. 骨格筋の神経支配 / Q12A012

教科書ドリル 生理学

Q12A012 運動

問題

筋腱移行部の腱組織内に存在し、筋収縮により腱が伸展されると興奮してIb群求心線維に活動を発する受容器を何というか。別名として「ゴルジ腱器官」「腱紡錘」とも呼ばれる。

解答
正解腱受容器(ゴルジ腱器官、Golgi tendon organ)
解説

腱受容器は筋腱移行部に直列に配置されているため、筋収縮で発生した張力が腱に伝わると引き伸ばされて興奮する。等張性収縮では筋自体が短縮し腱が伸展するのでIb発射が増大し、等尺性収縮では筋長は変わらないがやはり腱が伸展するのでIb発射は増大する(一方Ia発射は変化しない)。Ib群求心線維は後根から脊髄に入り、Ib抑制性介在NRを介して同名筋のα運動NRを抑制する(自原抑制)。これは過度な張力による筋・腱の損傷を防ぐ安全装置と考えられる。筋長を検出する筋紡錘(並列配置)と対比して、張力を検出する直列配置の受容器と覚える。

解説画像
筋腱移行部の腱組織内に存在し、筋収縮により腱が伸展されると興奮してIb群求心線維に活動を発する受容器を何というか。別名として「ゴルジ腱器官」「腱紡錘」とも呼ばれる。 解説図
筋腱移行部の腱組織内に存在し、筋収縮により腱が伸展されると興奮してIb群求心線維に活動を発する受容器を何というか。別名として「ゴルジ腱器官」「腱紡錘」とも呼ばれる。
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