学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第11章 ▸ B. 筋の収縮の仕組み / Q11B013
教科書ドリル 生理学
興奮収縮連関から弛緩までの過程で、ATPを必要とするものの組み合わせとして正しいのはどれか。
a. 筋細胞膜(筋鞘膜)上のNa⁺チャネル開口による活動電位伝導
b. 筋小胞体からのCa²⁺放出
c. ミオシン頭部の首振り運動
d. 筋小胞体へのCa²⁺回収(SERCA)
ATPを必要とするのは、ミオシン頭部の首振り運動(クロスブリッジサイクル)、SERCAによるCa²⁺回収(弛緩)、そしてアクチン-ミオシン解離である。筋鞘膜を伝わる活動電位はNa⁺/K⁺チャネルの開閉による電気現象でATPを直接要せず、Ca²⁺の筋小胞体からの放出もRyR1チャネルを介した受動過程である。「収縮にも弛緩にもATPが必要」という原則は、ATP枯渇で硬直が生じる死後硬直の機序理解に直結する。

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