学習トップ教科書ドリル 生理学第7章 ▸ D. 腎臓と体液の調節 / Q07D006

教科書ドリル 生理学

Q07D006 排泄

問題

尿細管腔内で分泌されたH⁺を中和する緩衝物質として誤っているのはどれか。

選択肢
1HCO₃⁻(重炭酸イオン)
2HPO₄²⁻(リン酸水素イオン)
3NH₃(アンモニア)
4グルコース
解答
正解4
解説

濾液中に分泌されたH⁺は、HCO₃⁻・HPO₄²⁻・NH₃と反応して中和される。HCO₃⁻と反応すればCO₂+H₂Oに、HPO₄²⁻と反応すればH₂PO₄⁻(二水素リン酸)に、NH₃と反応すればNH₄⁺(アンモニウムイオン)になる。これら緩衝物質がなければ尿pHはすぐに酸性限界(pH約4.5)に達してしまいH⁺を追加排泄できないが、緩衝の存在により多量のH⁺を排泄可能となる。グルコースは浸透圧活性物質であり緩衝機能を持たない(通常は100%再吸収され尿中にも出ない)。NH₃はグルタミンの代謝から尿細管細胞で産生され管腔側に分泌される重要な酸排泄機構。

解説画像
尿細管腔内で分泌されたH⁺を中和する緩衝物質として誤っているのはどれか。 解説図
尿細管腔内で分泌されたH⁺を中和する緩衝物質として誤っているのはどれか。
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