学習トップ教科書ドリル 生理学第1章 ▸ D. 体液の組成と働き / Q01D027

教科書ドリル 生理学

Q01D027 生理学の基礎

問題

体液の浸透圧について正しいのはどれか。

選択肢
1細胞内液と細胞外液の浸透圧は通常ほぼ等しい
2血漿の浸透圧は間質液の数倍高い
3浸透圧は溶質の重量で決まる
4健康成人の体液は約500 mOsm/Lである
解答
正解1
解説

細胞内液と細胞外液の浸透圧はほぼ等しく約290 mOsm/Lで、水分布は濃度差のない平衡状態を保つ。血漿と間質液の総浸透圧の大部分は電解質(Na⁺・Cl⁻等)で占められほぼ等しいが、血漿のほうが**血漿タンパク質(主にアルブミン)による膠質浸透圧(約25 mmHg)の分だけわずかに高い**。この微小な差が毛細血管壁を通じた濾過(動脈側)と再吸収(静脈側)の駆動力(**スターリング力 / Starling forces**)となり、低アルブミン血症(肝硬変・ネフローゼ症候群等)では血管外への水分漏出により**全身性浮腫**を生じる。浸透圧は溶質の粒子数(モル数)で決まり重量ではない。細胞内外で浸透圧差が生じると水が移動し細胞の腫脹・萎縮が起こる(例: 低Na血症→脳浮腫)。

解説画像
体液の浸透圧について正しいのはどれか。 解説図
体液の浸透圧について正しいのはどれか。
キーワード
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手