学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第6章 ▸ B. 甲状腺疾患 / Q06B001

教科書ドリル 臨床医学各論

Q06B001 内分泌疾患

問題

甲状腺機能を評価する検査値について正しいのはどれか。

選択肢
1原発性甲状腺機能亢進症ではFT4とTSHがともに高値となる。
2原発性甲状腺機能亢進症ではFT4上昇・TSH低下となる。
3原発性甲状腺機能低下症ではFT4とTSHがともに低値となる。
4中枢性甲状腺機能低下症ではTSH高値となる。
解答
正解2
解説

甲状腺機能検査値の方向性は以下のように整理できる。
- **原発性亢進症(バセドウ病等)**: FT4↑・TSH↓(ネガティブフィードバックによる抑制)
- **原発性低下症(橋本病等)**: FT4↓・TSH↑(甲状腺自体の機能不全→TSH代償性増加)
- **中枢性亢進症(TSH産生下垂体腺腫)**: FT4↑・TSH↑~正常(稀)
- **中枢性低下症(下垂体性・視床下部性)**: FT4↓・TSH↓~正常

原発性疾患では「原因」が甲状腺自体なのでTSHはフィードバックで逆方向、中枢性では下垂体のTSH分泌障害のため甲状腺ホルモンと同方向(低下)となる。

解説画像
甲状腺機能を評価する検査値について正しいのはどれか。 解説図
甲状腺機能を評価する検査値について正しいのはどれか。
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