学習トップ教科書ドリル 解剖学第10章 ▸ R. 頭頸部脈管末梢 / Q10R045

教科書ドリル 解剖学

Q10R045 運動器系

問題

側頭部打撲で側頭骨が骨折した際に破綻し、急性硬膜外血腫の典型的な原因動脈となるのはどれか。

選択肢
1中硬膜動脈
2内頸動脈
3椎骨動脈
4上行咽頭動脈
解答
正解1
解説

中硬膜動脈は顎動脈の主要枝で、棘孔から頭蓋腔へ進入し脳硬膜と頭蓋骨内板の広範を栄養する。蝶形骨翼点付近で頭蓋骨内面に密着するため、側頭部の打撲で同部位の骨折が生じると本動脈が断裂し、硬膜と骨の間に急速に血腫が拡大する(教科書外の補足)。意識清明期(lucid interval)を経て急速に意識障害が進行するのが古典的な臨床像とされる。
1. 正しい。
2. 誤り。頭蓋底の頸動脈管〜破裂孔上方を走り側頭部表層には及ばない。
3. 誤り。横突孔〜大後頭孔経由で頭蓋内へ入り後頭蓋窩を栄養。
4. 誤り。外頸動脈の内側枝で咽頭粘膜を栄養。

解説画像
側頭部打撲で側頭骨が骨折した際に破綻し、急性硬膜外血腫の典型的な原因動脈となるのはどれか。 解説図
側頭部打撲で側頭骨が骨折した際に破綻し、急性硬膜外血腫の典型的な原因動脈となるのはどれか。
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