学習トップ教科書ドリル 解剖学第10章 ▸ L. 上肢局所 / Q10L005

教科書ドリル 解剖学

Q10L005 運動器系

問題

乳癌の腋窩リンパ節郭清術では、腋窩前壁を構成する大胸筋・小胸筋を温存するとともに、腋窩内側壁を支配する神経の保存が重要となる。この温存により予防される術後合併症はどれか。

選択肢
1翼状肩甲(教科書外の臨床所見)
2三角筋萎縮
3鷲手
4下垂手
解答
正解1
解説

腋窩郭清で温存対象となる代表神経は前鋸筋を支配する長胸神経である。腋窩内側壁は前鋸筋からなり、長胸神経損傷では肩甲骨内側縁が背側に浮き上がる翼状肩甲(教科書外の臨床所見)を生じ前方挙上が困難となる。三角筋萎縮は腋窩神経麻痺、鷲手は尺骨神経麻痺、下垂手は橈骨神経麻痺の所見であり前鋸筋とは無関係である。

解説画像
乳癌の腋窩リンパ節郭清術では、腋窩前壁を構成する大胸筋・小胸筋を温存するとともに、腋窩内側壁を支配する神経の保存が重要となる。この温存により予防される術後合併症はどれか。 解説図
乳癌の腋窩リンパ節郭清術では、腋窩前壁を構成する大胸筋・小胸筋を温存するとともに、腋窩内側壁を支配する神経の保存が重要となる。この温存により予防される術後合併症はどれか。
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