学習トップ教科書ドリル 解剖学第10章 ▸ K. 上肢の運動 / Q10K031

教科書ドリル 解剖学

Q10K031 運動器系

問題

肩関節外転の第3相で必要となる「上腕骨の外旋」と、前腕で起こる「回外」の違いとして正しいのはどれか。

選択肢
1上腕骨の外旋は肩関節で起こり、前腕の回外は橈尺関節で起こる別運動である。
2上腕骨の外旋と前腕の回外は同じ運動の別名である。
3上腕骨の外旋は前腕回外の結果として受動的に生じる。
4上腕骨の外旋は前腕回外より強力であり、力の大小だけが両者の違いである。
解答
正解1
解説

上腕骨の外旋は肩関節(肩甲上腕関節)で上腕骨が長軸まわりに外側へ回る運動で、外転第3相で関節窩との適合を保つために必要となる。一方、前腕の回外は橈骨と尺骨の間の橈尺関節で起こり、手掌が前を向く方向への前腕回旋である。両者はまったく別の関節で起こる別運動で、関与筋も異なる(外旋:棘下筋・小円筋など、回外:回外筋・上腕二頭筋)。混同が国試頻出の罠である。

解説画像
肩関節外転の第3相で必要となる「上腕骨の外旋」と、前腕で起こる「回外」の違いとして正しいのはどれか。 解説図
肩関節外転の第3相で必要となる「上腕骨の外旋」と、前腕で起こる「回外」の違いとして正しいのはどれか。
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