学習トップ理由で解く 生理学第2章 ▸ G. 血液循環 / Q0181

理由で解く 生理学

Q0181 循環

出典:鍼灸 第21回(2013) 問題32
問題
平均血圧について正しい記述はどれか。
選択肢
1 収縮期血圧から脈圧の1/3 を引く。
2 拡張期血圧に脈圧の1/3 を加える。
3 拡張期血圧に脈圧の1/2 を加える。
4 1 日の血圧変動を平均する。
解答
正解2(拡張期血圧に脈圧の1/3 を加える。)
解説
✗ 1. 誤り
収縮期血圧から脈圧の1/3 を引く。
収縮期血圧から脈圧の1/3を引く計算も数学的には同じ結果になるが、一般的・一般的な表現は選択肢2の形式である。
✓ 2. 正しい
拡張期血圧に脈圧の1/3 を加える。
平均血圧は拡張期血圧に脈圧の1/3を加えた値で近似される。平均血圧は、最低血圧に脈圧の3分の1の圧を加算した値に近い。心周期において拡張期(約0.5秒)が収縮期(約0.3秒)より長いため、平均値は拡張期血圧寄りになる。計算式は「平均血圧=拡張期血圧+(収縮期血圧-拡張期血圧)/3」である。
✗ 3. 誤り
拡張期血圧に脈圧の1/2 を加える。
脈圧の1/2を加えると単純な算術平均となり、実際の平均血圧よりも高い値を示す。
✗ 4. 誤り
1 日の血圧変動を平均する。
平均血圧は1心周期内の血圧変動の平均値であり、1日の血圧変動の平均ではない。
ポイント
  • 平均血圧=拡張期血圧+脈圧/3 であり、拡張期が収縮期より長いことを反映して拡張期血圧寄りの値になる。
  • 覚え方のコツ: 「拡張期の方が長い→平均は拡張寄り→1/3だけ加える」と理由付きで覚える。1/2ではない点に注意。
  • 関連知識: 脈圧=収縮期血圧-拡張期血圧であり、正常成人で約50mmHg(120-70)である。動脈硬化では脈圧が増大する。
  • よくある間違い: 選択肢1も数値上は同じ結果だが、一般的な表現は「拡張期血圧に脈圧の1/3を加える」形式である。
解説画像
鍼灸 第21回(2013) 問題32|平均血圧について正しい記述はどれか。 解説図
鍼灸 第21回(2013) 問題32|平均血圧について正しい記述はどれか。
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