
この図の解説
肝臓の多彩な機能を、物質代謝・胆汁の合成分泌・薬物代謝解毒・血液凝固・血液貯蔵に分けてまとめた表。糖・蛋白質・脂質代謝やビタミンA/D/B12・鉄の処理、ビリルビンや胆汁酸の生成、シトクロムP450による解毒などが整理されている。
学習の要点
- 物質代謝では糖代謝(グリコーゲン合成・貯蔵・糖新生)、蛋白質代謝(血漿蛋白合成・アンモニアの無害化)、脂質代謝を担う
- ビタミンA・D・B12や鉄を貯蔵・処理し、ビタミンDは肝臓で水酸化されさらに腎臓で活性化ビタミンD3となる
- 胆汁の合成・分泌では、ビリルビン(ヘモグロビンの分解産物)を抱合型に変えて排泄しやすくし、胆汁酸を合成する
- 薬物代謝・解毒では第1相反応(酸化・還元・水酸化・加水分解、シトクロムP450が90%に関与)と第2相反応(グルクロン酸抱合・硫酸抱合)を行う
- 血液凝固に関わるフィブリノゲン・プロトロンビンやヘパリンを生成し、全血の約10%の血液を貯蔵して循環血液量を調節する
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
肝臓の薬物代謝の第1相反応で約90%に関与する酵素は何か。
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答え: シトクロムP450。
肝臓での蛋白質代謝で、有害なアンモニアはどう処理されるか。
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答え: 肝臓で無害化される(尿素などにされる)。
肝臓は全血の約何%の血液を貯蔵して循環血液量を調節するか。
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答え: 約10%。
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。