学習トップ理由で解く 生理学第1章 ▸ D. 体液の組成と働き / Q0052

理由で解く 生理学

Q0052 生理学の基礎

出典:鍼灸 第22回(2014) 問題31
問題
正常な体液について正しい記述はどれか。
選択肢
1 pH は約6.0 である。
2 体液量は体重の約15%である。
3 細胞内液量は体重の約5%である。
4 体液の浸透圧は約290mOsm/l である。
解答
正解4(体液の浸透圧は約290mOsm/l である。)
解説
✗ 1. 誤り
pH は約6.0 である。
体液のpHは7.35〜7.45(7.40±0.05)。pH6.0は酸性であり正常値ではない。
✗ 2. 誤り
体液量は体重の約15%である。
体液の量は体重の約60%を占める。15%は間質液の割合に近い値である。
✗ 3. 誤り
細胞内液量は体重の約5%である。
細胞内液量は体重の約40%である。5%は血漿量に相当する値であり混同しやすい。
✓ 4. 正しい
体液の浸透圧は約290mOsm/l である。
体液の浸透圧は、約290mOsm/Lに保たれている。これは体液に溶けている物質分子の総和が一定に保たれているためである。浸透圧の単位は、1Lの溶液中に1モルの溶質分子が含まれる場合を1Osm/Lとして表す。
ポイント
  • 体液の正常値三点セット: pH=約7.4、体液量=体重の約60%、浸透圧=約290mOsm/L
  • 覚え方のコツ: 「ナナヨン(7.4)、ロクマル(60%)、ニキュウマル(290)」とセットで暗記する
  • 関連知識: pHが正常範囲から逸脱するとアシドーシスやアルカローシスとなり、酸塩基平衡で学ぶ
  • よくある間違い: 体液量60%、細胞内液40%、血漿5%、間質液15%の数字を取り違えやすい
比較表
パラメータ 正常値 参照箇所
体液のpH 7.35〜7.45(約7.4) c. 体液のpH
体液量 体重の約60% D. 体液の組成と働き
細胞内液量 体重の約40% a. 体液の区分
細胞外液量 体重の約20% a. 体液の区分
血漿量 体重の約5% a. 体液の区分
体液の浸透圧 約290mOsm/L d. 体液の浸透圧
解説画像
鍼灸 第22回(2014) 問題31|正常な体液について正しい記述はどれか。 解説図
鍼灸 第22回(2014) 問題31|正常な体液について正しい記述はどれか。
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