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理由で解く 作業療法士
遊脚後期(terminal swing)ではハムストリングスが遠心性に働き、振り出した下腿を減速させて踵接地に備える。
正常歩行の1周期は立脚相と遊脚相からなり、各関節・重心の運動には決まった時相がある。遊脚後期は下肢を前方へ振り出した勢いを制御する時期で、ハムストリングスが遠心性収縮して下腿の前方への動きを減速させ、安定した踵接地の準備をするため選択肢5が正しい。歩行比(歩幅÷歩行率)は高齢者では歩幅が短縮し歩行率が相対的に増すため小さくなる。膝関節は1歩行周期に2回屈曲する二峰性パターン(荷重応答期の軽度屈曲と遊脚期の大きな屈曲)を示す。股関節伸展が最大となるのは立脚終期〜前遊脚期であり、爪先離地の時点ではすでに屈曲へ転じ始めている。体重心が支持脚の足部直上に位置するのは立脚中期であり、荷重応答期(踵接地直後)は重心が後方にある。
| 時相 | 特徴 |
|---|---|
| 荷重応答期 | 踵接地直後、膝軽度屈曲で衝撃吸収 |
| 立脚中期 | 体重心が支持脚の直上を通過 |
| 立脚終期〜前遊脚期 | 股関節伸展が最大、爪先離地へ |
| 遊脚後期 | ハムストリングスが下腿を減速し踵接地準備 |
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