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理由で解く 作業療法士

QO59A085 人間発達学

出典:第59回作業療法士国家試験(2024)午前 問85
問題
出生時に出現していないのはどれか。
選択肢
1 Moro反射
2 Galant反射
3 Babinski反射
4 緊張性迷路反射
5 対称性緊張性頸反射
解答
正解5(対称性緊張性頸反射)
解説

対称性緊張性頸反射(STNR)は出生時にはみられず、生後6か月ころに出現し8〜12か月で消失する、四つ這い準備に関与する反射である。

Moro反射・Galant反射・Babinski反射・緊張性迷路反射(TLR)はいずれも新生児期(出生時)から認められる原始反射である。一方、対称性緊張性頸反射(STNR)は出生時には出現しておらず、生後6か月前後に出現して8〜12か月ころに消失する。頸部の屈曲・伸展に応じて上下肢の屈伸パターンが変わり、四つ這い姿勢の準備に関与するとされる。出現・消失時期の遅い反射である点が他と異なる。

✗ 1. 正しい
Moro反射
新生児期から出現、4〜6か月で消失(誤:出生時に存在)
✗ 2. 正しい
Galant反射
新生児期から出現する体幹側屈反射(誤:出生時に存在)
✗ 3. 正しい
Babinski反射
新生児期から陽性で、錐体路成熟に伴い1〜2歳ころ消失(誤:出生時に存在)
✗ 4. 正しい
緊張性迷路反射
緊張性迷路反射(TLR):新生児期から出現(誤:出生時に存在)
✓ 5. 誤り
対称性緊張性頸反射
対称性緊張性頸反射(STNR):生後6か月ころに出現し出生時にはみられない
ポイント
  • STNRは出生時になく、6か月ころ出現・8〜12か月で消失
  • Moro・Galant・Babinski・TLRは出生時から存在
  • STNRは四つ這いの準備に関与
比較表
原始反射の出現・消失時期
反射出現/消失の目安
Moro反射出生時/4〜6か月
Galant反射出生時/2か月ころ
Babinski反射出生時/1〜2歳
緊張性迷路反射出生時/4〜6か月
対称性緊張性頸反射6か月ころ/8〜12か月
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