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理由で解く 作業療法士
末梢血管抵抗が低下する(血管拡張性)のは血液分布異常性ショック。アナフィラキシーと敗血症が該当する。他は循環血液量減少性・心原性・閉塞性で末梢血管は代償性に収縮する。
ショックは血液分布異常性・循環血液量減少性・心原性・心外閉塞性の4つに大別される。末梢血管抵抗(後負荷)が低下するのは血液分布異常性ショックで、血管透過性亢進や血管拡張により相対的な循環血液量不足を生じる。アナフィラキシーではヒスタミン等の化学伝達物質、敗血症では炎症性サイトポカイン・一酸化窒素などにより全身の血管が拡張し、末梢血管抵抗が低下する(ウォームショックを呈しうる)。一方、消化管出血(循環血液量減少性)、心筋梗塞(心原性)、心タンポナーデ(心外閉塞性)では心拍出量低下を代償するために交感神経が緊張し、末梢血管はむしろ収縮して抵抗が上昇する(四肢冷感を伴うコールドショック)。
| 分類 | 代表病態 | 末梢血管抵抗 |
|---|---|---|
| 血液分布異常性 | アナフィラキシー・敗血症 | 低下 |
| 循環血液量減少性 | 出血・脱水 | 上昇 |
| 心原性 | 心筋梗塞 | 上昇 |
| 心外閉塞性 | 心タンポナーデ・肺塞栓 | 上昇 |
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