学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第3章 ▸ 一般 / QO58P070
理由で解く 作業療法士
前鋸筋は肩甲骨を外転(前方突出)・上方回旋させ、上肢挙上・屈曲位で肩甲骨を胸郭に固定して肩関節の可動と保持を支える。
肩関節を屈曲・挙上する際は、肩甲上腕リズムに従って肩甲骨が上方回旋する必要がある。前鋸筋は肩甲骨内側縁を胸郭に押しつけて外転(前方突出)させ、僧帽筋とともに上方回旋を生じさせる主動筋であり、上肢を前方挙上・屈曲位で保持する際に肩甲骨を安定させる。麻痺すると翼状肩甲を呈し前方挙上が困難になる。棘下筋・小円筋は回旋筋腱板で肩の外旋、広背筋は肩の伸展・内転・内旋、菱形筋は肩甲骨内転・下方回旋に働き、いずれも設問の作用と一致しない。よって正答は4の前鋸筋。
| 運動 | 主な筋 |
|---|---|
| 外転(前方突出) | 前鋸筋 |
| 内転(後退) | 菱形筋・僧帽筋中部 |
| 上方回旋 | 前鋸筋・僧帽筋 |
| 下方回旋 | 菱形筋・肩甲挙筋・小胸筋 |
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