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理由で解く 作業療法士

QO56A078 臨床心理学

出典:第56回作業療法士国家試験(2021)午前 問78
問題
記憶過程の要素として正しいのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 記銘
2 計画立案
3 想起
4 転換
5 配分
解答
正解1(記銘)、3(想起)
解説

記憶は記銘(符号化)→保持(貯蔵)→想起(検索)の3過程からなる。計画立案・転換・配分は注意や遂行機能の要素。

記憶は情報を覚え込む記銘(符号化)、覚えた情報を保つ保持(貯蔵)、必要なときに取り出す想起(検索)の3つの過程で成り立つ。選択肢のうち記銘と想起がこの記憶過程に該当する。一方、計画立案は遂行機能、転換(注意の切り替え)や配分(複数対象への注意の分配)は注意機能の要素であり、記憶過程そのものではない。したがって正解は記銘と想起の2つである。

✓ 1. 正しい
記銘
情報を覚え込む符号化の過程で、記憶過程の要素
✗ 2. 誤り
計画立案
目標達成の手順を立てる遂行機能の要素で記憶過程ではない
✓ 3. 正しい
想起
保持した情報を取り出す検索の過程で、記憶過程の要素
✗ 4. 誤り
転換
注意の切り替え(転換性注意)で記憶過程ではない
✗ 5. 誤り
配分
複数対象への注意の分配(配分性注意)で記憶過程ではない
ポイント
  • 記憶の3過程=記銘・保持・想起
  • 記銘=符号化、想起=検索
  • 計画立案=遂行機能、転換/配分=注意機能
比較表
記憶過程と他の高次脳機能
機能要素
記憶過程記銘・保持・想起
注意機能持続・選択・転換・配分
遂行機能計画立案・実行・修正
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