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理由で解く 作業療法士

QO55A085 人間発達学

出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午前 問85
問題
原始反射のうち消失する時期が最も遅いのはどれか。
選択肢
1 Moro反射
2 足底把握反射
3 緊張性迷路反射
4 交叉性伸展反射
5 非対称性緊張性頸反射
解答
正解2(足底把握反射)
解説

足底把握反射は生後9〜12か月頃(起立・歩行の獲得期)まで残存し、選択肢中で最も消失が遅い。

原始反射は中枢神経の成熟に伴い抑制・消失する。消失が早いものから、交叉性伸展反射(約1〜2か月)、Moro反射・緊張性迷路反射・非対称性緊張性頸反射(ATNR)(おおむね4〜6か月)で消失する。一方、足底把握反射は起立・歩行の準備が整う生後9〜12か月頃まで残存し、選択肢中で最も消失時期が遅い。これらの消失遅延は中枢神経障害(脳性麻痺など)を示唆するため、発達評価の指標として重要である。

✗ 1. 誤り
Moro反射
生後4〜6か月頃に消失
✓ 2. 正しい
足底把握反射
生後9〜12か月頃まで残存し最も消失が遅い
✗ 3. 誤り
緊張性迷路反射
生後4〜6か月頃に消失
✗ 4. 誤り
交叉性伸展反射
生後1〜2か月頃に消失し最も早い
✗ 5. 誤り
非対称性緊張性頸反射
非対称性緊張性頸反射(ATNR):生後4〜6か月頃に消失
ポイント
  • 足底把握反射=約9〜12か月まで残存(歩行準備期)
  • 交叉性伸展反射は最も早く消失(1〜2か月)
  • Moro・TLR・ATNRは4〜6か月頃消失
比較表
原始反射の消失時期(目安)
反射消失時期の目安
交叉性伸展反射1〜2か月
Moro反射4〜6か月
緊張性迷路反射4〜6か月
ATNR4〜6か月
足底把握反射9〜12か月
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