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理由で解く 作業療法士

QO53A061 生理学

出典:第53回作業療法士国家試験(2018)午前 問61
問題
反射と脳神経の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 角膜反射 ― 視神経
2 対光反射 ― 動眼神経
3 前庭動眼反射 ― 三叉神経
4 下顎反射 ― 顔面神経
5 咽頭反射 ― 副神経
解答
正解2(対光反射 ― 動眼神経)
解説

対光反射は求心路が視神経(II)、遠心路が動眼神経(III)で瞳孔括約筋を収縮させる。動眼神経は遠心路として正しい。

反射弓は求心路(感覚)と遠心路(運動)からなり、脳神経反射では両者が別の神経であることが多い。対光反射は網膜→視神経(II)で光情報が入り、中脳(Edinger-Westphal核)を介して動眼神経(III)の副交感線維が瞳孔括約筋を収縮させる。したがって『対光反射−動眼神経』は遠心路として正しい。他の組合せは求心路・遠心路の脳神経が誤って対応づけられている。

✗ 1. 誤り
角膜反射 ― 視神経
求心路は三叉神経(V)、遠心路は顔面神経(VII)。視神経は無関係
✓ 2. 正しい
対光反射 ― 動眼神経
求心路は視神経(II)、遠心路は動眼神経(III)。動眼神経の対応は正しい
✗ 3. 誤り
前庭動眼反射 ― 三叉神経
求心路は前庭神経(VIII)、遠心路は外眼筋を支配する動眼・滑車・外転神経(III・IV・VI)。三叉神経は関与しない
✗ 4. 誤り
下顎反射 ― 顔面神経
求心路・遠心路とも三叉神経(V)による単シナプス反射。顔面神経ではない
✗ 5. 誤り
咽頭反射 ― 副神経
求心路は舌咽神経(IX)、遠心路は迷走神経(X)。副神経ではない
ポイント
  • 対光反射=求心II・遠心III(瞳孔括約筋)
  • 角膜反射=求心V・遠心VII
  • 咽頭反射=求心IX・遠心X
  • 下顎反射=三叉神経の単シナプス反射
比較表
主な脳神経反射の求心路・遠心路
反射求心路遠心路
対光反射視神経(II)動眼神経(III)
角膜反射三叉神経(V)顔面神経(VII)
下顎反射三叉神経(V)三叉神経(V)
前庭動眼反射前庭神経(VIII)III・IV・VI
咽頭反射舌咽神経(IX)迷走神経(X)
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