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理由で解く 作業療法士
腸管由来の脂肪に富むリンパ液が乳糜である。右上半身以外、すなわち下半身全体と左上半身のリンパはすべて胸管に集まる。
小腸で吸収された脂肪を含む白濁したリンパ液を乳糜といい、腸リンパ本幹から乳糜槽を経て胸管へ入るので3は正しい。全身のリンパは2系統に分かれ、右上肢・右頭頸部・右胸部のリンパだけが右リンパ本幹となって右静脈角に注ぎ、それ以外の下半身全体と左上半身のリンパはすべて胸管に集まって左静脈角に注ぐ。したがって右下肢のリンパも右側ではなく胸管に流入し、5も正しい。胸管が注ぐ先は左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部)であって右側ではないため、右鎖骨下静脈に流入するとした2は誤りである。脾臓が濾過するのはリンパ液ではなく血液で、老化した赤血球を処理する器官であり、リンパ液を濾過するのはリンパ節だから1も誤り。リンパ管は静脈と同じく内腔に逆流防止の弁を多数もち、周囲の筋の収縮とともにリンパを一方向へ送るので4も誤りである。
| 領域 | 集まる本幹 | 注ぐ先 |
|---|---|---|
| 右上半身 | 右リンパ本幹 | 右静脈角 |
| 下半身・左上半身 | 胸管 | 左静脈角 |
| 腸管(脂肪) | 腸リンパ本幹→乳糜槽→胸管 | 左静脈角 |
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