学習トップ理由で解く 臨床医学総論第12章 ▸ A. 患者の心理 / Q0740

理由で解く 臨床医学総論

Q0740 臨床心理

出典:鍼灸 第5回(1997) 問題66
問題
神経症はどれか。
選択肢
1 心気症
2 狭心症
3 過換気症候群
4 十二指腸潰瘍
解答
正解1(心気症)
解説
✓ 1. 正解
心気症
✓ 正しい。 心気症は些細な身体の不調を重大な病気と思い込む不安状態が持続する神経症の一型である。狭心症は心臓の虚血性疾患、過換気症候群は呼吸器系の疾患、十二指腸潰瘍は消化器系の疾患であり、いずれも神経症ではない。
✗ 2. 誤り
狭心症
狭心症は冠動脈の一過性虚血による器質的な心疾患であり神経症ではない。
✗ 3. 誤り
過換気症候群
過換気症候群は不安による過呼吸で心身症に分類されることがあるが神経症ではない。
✗ 4. 誤り
十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍は消化器疾患でありストレスが関与することはあるが神経症ではない。
ポイント
  • 神経症=心因による精神症状の総称。心気症・恐怖症・強迫症・ヒステリーが含まれる。
  • 心気症は些細な身体の不調を重大な病気と思い込む不安状態が持続する神経症の一型である。
  • 狭心症は心臓の虚血性疾患、過換気症候群は呼吸器系の疾患、十二指腸潰瘍は消化器系の疾患であり、いずれも神経症ではない。
  • 重要用語: 恐怖症、強迫症、ヒステリーが含まれる を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 具体例
気分障害(感情障害) 躁病・双極性感情障害(躁うつ病)・うつ病
神経症性障害 恐怖症性不安障害・強迫性障害・心気症
ストレス関連障害 適応障害・解離性障害(ヒステリー)
身体表現性障害 身体化障害・心気障害
心身症 過敏性腸症候群・胃潰瘍・気管支喘息
解説画像
鍼灸 第5回(1997) 問題66|神経症はどれか。 解説図
鍼灸 第5回(1997) 問題66|神経症はどれか。
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