学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ L. 腰下肢痛・関節痛・運動麻痺(症状) / Q0640

理由で解く 臨床医学総論

Q0640 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第32回(2024) 問題46
問題
右季肋部痛をきたしやすい疾患はどれか。
選択肢
1 急性虫垂炎
2 急性胆囊炎
3 虚血性腸炎
4 胃食道逆流症
解答
正解2(急性胆囊炎)
解説
✗ 1. 誤り
急性虫垂炎
急性虫垂炎は右下腹部(マックバーネー点)に痛みが限局する。
✓ 2. 正解
急性胆囊炎
✓ 正しい。 右季肋部には胆嚢が位置し、急性胆嚢炎は右季肋部痛をきたす代表的疾患である。マーフィー徴候(右季肋部の圧痛で吸気が止まる)が特徴的である。急性虫垂炎は右下腹部、虚血性腸炎は左下腹部、胃食道逆流症は胸やけ・前胸部が主な症状部位である。
✗ 3. 誤り
虚血性腸炎
虚血性腸炎は下腸間膜動脈領域の虚血で左下腹部痛を呈することが多い。
✗ 4. 誤り
胃食道逆流症
胃食道逆流症は胸やけや前胸部の灼熱感が主症状で、右季肋部痛は典型的でない。
ポイント
  • 右季肋部痛=胆嚢・胆管疾患を第一に考え、マーフィー徴候を確認する。
  • 右季肋部には胆嚢が位置し、急性胆嚢炎は右季肋部痛をきたす代表的疾患である。
  • マーフィー徴候(右季肋部の圧痛で吸気が止まる)が特徴的である。
  • 重要用語: 右季肋部痛=胆嚢、胆管疾患を第一に考え、マーフィー徴候を確認する を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 具体例
膠原病・類縁疾患 関節リウマチ・SLE・皮膚筋炎・リウマチ熱・ベーチェット病
感染症 結核・敗血症・風疹
代謝性疾患 痛風・偽痛風
変形性疾患 変形性関節症
腫瘍 骨腫瘍・転移性骨腫瘍
その他 肩関節周囲炎・血友病・外傷
解説画像
あマ指 第32回(2024) 問題46|右季肋部痛をきたしやすい疾患はどれか。 解説図
あマ指 第32回(2024) 問題46|右季肋部痛をきたしやすい疾患はどれか。
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