学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ F. 関節可動域(ROM) / Q0373

理由で解く 臨床医学総論

Q0373 運動機能検査

出典:あマ指 第21回(2013) 問題62
問題
肘関節について正しい記述はどれか。
選択肢
1 前腕の回外は上腕三頭筋が行う。
2 近位橈尺関節で前腕の回内・回外運動が行われる。
3 肘関節を伸展させる筋肉は上腕二頭筋である。
4 肘部管に正中神経が走行する。
解答
正解2(近位橈尺関節で前腕の回内・回外運動が行われる。)
解説
✗ 1. 誤り
前腕の回外は上腕三頭筋が行う。
この記述は肘関節についての正しい説明ではない。
✓ 2. 正解
近位橈尺関節で前腕の回内・回外運動が行われる。
✓ 正しい。 肘関節は上腕骨、橈骨、尺骨からなる複合関節で、腕尺関節(蝶番関節)と腕橈関節で構成される。屈曲・伸展が主な運動で、近位橈尺関節と合わせて前腕の回内・回外運動も行われる。肘関節の屈曲の主動筋は上腕二頭筋と上腕筋であり、伸展の主動筋は上腕三頭筋である。
✗ 3. 誤り
肘関節を伸展させる筋肉は上腕二頭筋である。
この記述は肘関節についての正しい説明ではない。
✗ 4. 誤り
肘部管に正中神経が走行する。
この記述は肘関節についての正しい説明ではない。
ポイント
  • 肘関節は蝶番関節で屈曲・伸展が主運動、屈曲=上腕二頭筋、伸展=上腕三頭筋。
  • 肘関節は上腕骨、橈骨、尺骨からなる複合関節で、腕尺関節(蝶番関節)と腕橈関節で構成される。
  • 屈曲・伸展が主な運動で、近位橈尺関節と合わせて前腕の回内・回外運動も行われる。
  • 重要用語: 肘関節は蝶番関節で屈曲、伸展が主運動、屈曲=上腕二頭筋 を正確に理解しておくこと。
比較表
関節 運動方向 参考可動域(°)
肩関節 屈曲 / 伸展 180 / 50
外転 / 内転 180 / 0
肘関節 屈曲 / 伸展 145 / 5
前腕 回外 / 回内 90 / 90
手関節 背屈 / 掌屈 70 / 90
股関節 屈曲 / 伸展 125 / 15
外転 / 内転 45 / 20
外旋 / 内旋 45 / 45
膝関節 屈曲 / 伸展 130 / 0
足関節 背屈 / 底屈 20 / 45
解説画像
あマ指 第21回(2013) 問題62|肘関節について正しい記述はどれか。 解説図
あマ指 第21回(2013) 問題62|肘関節について正しい記述はどれか。
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