学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ D. 髄膜刺激症状検査 / Q0308

理由で解く 臨床医学総論

Q0308 神経系の診察

出典:鍼灸 第24回(2016) 問題50
問題
髄膜刺激徴候はどれか。
選択肢
1 ラセーグ徴候
2 ブラガード徴候
3 ケルニッヒ徴候
4 ガワーズ徴候
解答
正解1,3(ラセーグ徴候・ケルニッヒ徴候)
解説
✓ 1. 正解
ラセーグ徴候
✓ 正しい。 髄膜刺激徴候にはケルニッヒ徴候が含まれる。ケルニッヒ徴候は仰臥位で股・膝関節を90度屈曲させてから下腿を伸展させると疼痛が生じるもので、髄膜炎やくも膜下出血で陽性となる。ラセーグ徴候は坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアの検査で、正確にはSLRテストの変法であるが、髄膜刺激でも陽性になりうる。ブラガード徴候やガワーズ徴候は腰椎疾患の検査法である。
✗ 2. 誤り
ブラガード徴候
ブラガード徴候はSLRテスト後に足関節を背屈させて疼痛増強をみる腰椎椎間板ヘルニアの検査法であり、髄膜刺激徴候ではない。
✗ 3.
ケルニッヒ徴候
✗ 正しい。髄膜刺激徴候にはケルニッヒ徴候が含まれる。ケルニッヒ徴候は仰臥位で股・膝関節を90度屈曲させてから下腿を伸展させると疼痛が生じるもので、髄膜炎やくも膜下出血で陽性となる。ラセーグ徴候は坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアの検査で、正確にはSLRテストの変法であるが、髄膜刺激でも陽性になりうる。ブラガード徴候やガワーズ徴候は腰椎疾患の検査法である。
✗ 4. 誤り
ガワーズ徴候
ガワーズ徴候は筋ジストロフィーなどの筋疾患で登はん性起立がみられる所見であり、髄膜刺激徴候ではない。
ポイント
  • 髄膜刺激徴候は項部硬直・ケルニッヒ・ブルジンスキーが三大徴候である。
  • 髄膜刺激徴候にはケルニッヒ徴候が含まれる。
  • ケルニッヒ徴候は仰臥位で股・膝関節を90度屈曲させてから下腿を伸展させると疼痛が生じるもので、髄膜炎やくも膜下出血で陽性となる。
  • 重要用語: 髄膜刺激徴候は項部硬直、ケルニッヒ、髄膜刺激徴候はどれか を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第24回(2016) 問題50|髄膜刺激徴候はどれか。 解説図
鍼灸 第24回(2016) 問題50|髄膜刺激徴候はどれか。
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