学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ C. 脳神経検査 / Q0297

理由で解く 臨床医学総論

Q0297 神経系の診察

出典:鍼灸 第14回(2006) 問題61
問題
嗄声をきたす脳神経障害はどれか。
選択肢
1 顔面神経
2 迷走神経
3 副神経
4 舌下神経
解答
正解2(迷走神経)
解説
✗ 1. 誤り
顔面神経
この脳神経の障害では嗄声は生じない。
✓ 2. 正解
迷走神経
✓ 正しい。 嗄声(声がれ)は声帯を支配する反回神経(迷走神経の枝)の障害で起こる。迷走神経(X)は嚥下・発声に関与する運動神経と、内臓の感覚・副交感神経線維を含む混合神経であり、反回神経を分枝して喉頭筋(声帯)を支配している。反回神経麻痺は甲状腺手術の合併症としても知られる。
✗ 3. 誤り
副神経
この脳神経の障害では嗄声は生じない。
✗ 4. 誤り
舌下神経
この脳神経の障害では嗄声は生じない。
ポイント
  • 嗄声は迷走神経(X)の枝である反回神経の障害で生じ、声帯麻痺が原因である。
  • 嗄声(声がれ)は声帯を支配する反回神経(迷走神経の枝)の障害で起こる。
  • 迷走神経(X)は嚥下・発声に関与する運動神経と、内臓の感覚・副交感神経線維を含む混合神経であり、反回神経を分枝して喉頭筋(声帯)を支配している。
  • 重要用語: 嗄声は迷走神経、声帯麻痺が原因である を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第14回(2006) 問題61|嗄声をきたす脳神経障害はどれか。 解説図
鍼灸 第14回(2006) 問題61|嗄声をきたす脳神経障害はどれか。
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