学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ I. 腹部 / Q0212

理由で解く 臨床医学総論

Q0212 局所の診察

出典:あマ指 第25回(2017) 問題46
問題
臓器と触診部位の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 肝臓 ― 右季肋部
2 腎臓 ― 心窩部
3 虫垂 ― 左下腹部
4 膵臓 ― 右側腹部
解答
正解1(肝臓———右季肋部)
解説
✓ 1. 正解
肝臓 ― 右季肋部
✓ 正しい。 肝臓は右季肋部で触診する。腎臓は側腹部の双手触診、虫垂は右下腹部(左下腹部ではない)、膵臓は心窩部深部であり右側腹部ではない。臓器と触診部位の正確な対応関係が腹部診察の基本である。
✗ 2. 誤り
腎臓 ― 心窩部
腎臓は側腹部の双手触診で評価し、心窩部ではない。
✗ 3. 誤り
虫垂 ― 左下腹部
虫垂は右下腹部に位置し、左下腹部ではない。
✗ 4. 誤り
膵臓 ― 右側腹部
膵臓は心窩部深部に位置し、右側腹部ではない。
ポイント
  • 肝臓の触診部位は右季肋部であり、臓器の位置と触診部位の対応が重要。
  • 腎臓は側腹部の双手触診、虫垂は右下腹部(左下腹部ではない)、膵臓は心窩部深部であり右側腹部ではない。
  • 臓器と触診部位の正確な対応関係が腹部診察の基本である。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
腹部の所見 意味する病態
筋性防御(デファンス) 壁側腹膜への炎症波及
ブルンベルグ徴候(反跳痛) 腹膜刺激(腹膜炎)
板状硬 汎発性腹膜炎(消化管穿孔など)
グル音消失 腸管蠕動停止(腹膜炎、麻痺性イレウス)
グル音亢進(金属音) 機械的腸閉塞
マックバーネ点の圧痛 急性虫垂炎
ランツ点の圧痛 急性虫垂炎
ボアス点の圧痛 胃潰瘍
解説画像
あマ指 第25回(2017) 問題46|臓器と触診部位の組合せで正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第25回(2017) 問題46|臓器と触診部位の組合せで正しいのはどれか。
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