学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ E. 皮膚・爪 / Q0130

理由で解く 臨床医学総論

Q0130 全身の診察

出典:あマ指 第8回(2000) 問題65
問題
伝染性膿痂疹について正しい記述はどれか。
選択肢
1 緑膿菌感染が原因となる。
2 びらんを生じやすい。
3 瘢痕を残し治癒する。
4 再発しない。
解答
正解2(びらんを生じやすい。)
解説
✗ 1. 誤り
緑膿菌感染が原因となる。
伝染性膿痂疹の主な原因菌はブドウ球菌やレンサ球菌であり、緑膿菌ではない。
✓ 2. 正解
びらんを生じやすい。
✓ 正しい。 伝染性膿痂疹(とびひ)はブドウ球菌やA群β溶血性レンサ球菌による皮膚感染症で、水疱が破れてびらんを生じやすい。緑膿菌ではなくブドウ球菌が主な原因菌である。瘢痕を残さず治癒することが多く、再発もありうる。
✗ 3. 誤り
瘢痕を残し治癒する。
通常は瘢痕を残さずに治癒する。
✗ 4. 誤り
再発しない。
伝染性膿痂疹は再発することがあり、再発しないとは言えない。
ポイント
  • 伝染性膿痂疹はブドウ球菌感染でびらんを生じやすく、瘢痕は残さない。
  • 伝染性膿痂疹(とびひ)はブドウ球菌やA群β溶血性レンサ球菌による皮膚感染症で、水疱が破れてびらんを生じやすい。
  • 緑膿菌ではなくブドウ球菌が主な原因菌である。
  • 重要用語: 瘢痕は残さない を正確に理解しておくこと。
比較表
発疹の種類 特徴
紅斑 限局性発赤、圧迫で退色、隆起なし
紫斑 皮膚内出血、赤→紫→青→黄と変化
丘疹 半球状隆起、直径5mm以下
結節 エンドウ豆以上の隆起
水疱 表皮内空洞に漿液貯留
膿疱 水疱が膿液で混濁
じん麻疹 真皮上層浮腫、境界鮮明な隆起
解説画像
あマ指 第8回(2000) 問題65|伝染性膿痂疹について正しい記述はどれか。 解説図
あマ指 第8回(2000) 問題65|伝染性膿痂疹について正しい記述はどれか。
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