学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ D. 姿勢・体位・歩行 / Q0118

理由で解く 臨床医学総論

Q0118 全身の診察

出典:あマ指 第13回(2005) 問題68
問題
歩行異常について正しい組み合わせはどれか。
選択肢
1 随意跛行 ― 先天性股関節脱臼
2 間欠跛行 ― 小児股関節結核
3 はさみ足歩行 ― 脳性小児麻痺
4 墜落跛行 ― 片麻痺
解答
正解3(はさみ足歩行 ― 脳性小児麻痺)
解説
✗ 1. 誤り
随意跛行 ― 先天性股関節脱臼
随意跛行は股関節結核の患児でみられ、先天性股関節脱臼ではない。
✗ 2. 誤り
間欠跛行 ― 小児股関節結核
間欠跛行は閉塞性動脈硬化症でみられ、小児股関節結核ではない。
✓ 3. 正解
はさみ足歩行 ― 脳性小児麻痺
✓ 正しい。 はさみ足歩行(痙性対麻痺歩行)は両側の錐体路障害による対麻痺でみられ、脳性小児麻痺(脳性麻痺)の痙直型で典型的にみられる。随意跛行は股関節結核の患児、間欠跛行は閉塞性動脈硬化症、墜落跛行は脚長差によるもので、それぞれ異なる疾患との組合せが正しい。
✗ 4. 誤り
墜落跛行 ― 片麻痺
墜落跛行は脚長差や股関節脱臼でみられ、片麻痺では分回し歩行が特徴的。
ポイント
  • はさみ足歩行は脳性麻痺の痙直型で両下肢が交差する歩行パターン。
  • はさみ足歩行(痙性対麻痺歩行)は両側の錐体路障害による対麻痺でみられ、脳性小児麻痺(脳性麻痺)の痙直型で典型的にみられる。
  • 随意跛行は股関節結核の患児、間欠跛行は閉塞性動脈硬化症、墜落跛行は脚長差によるもので、それぞれ異なる疾患との組合せが正しい。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
跛行の種類 痛みの有無 特徴 関連疾患
間欠跛行 あり 歩行中に疼痛で歩行不能、休息で回復 閉塞性動脈硬化症
疼痛性跛行(逃避跛行) あり 患側接地時間を短縮 変形性股関節症など
随意跛行 なし 注意すると消失 小児股関節結核
鶏歩 なし 足を高く上げて引きずる 腓骨神経麻痺
解説画像
あマ指 第13回(2005) 問題68|歩行異常について正しい組み合わせはどれか。 解説図
あマ指 第13回(2005) 問題68|歩行異常について正しい組み合わせはどれか。
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