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理由で解く 理学療法士
BDI-Ⅱは受検者自身が項目に回答する自己記入式(質問紙法)の抑うつ評価尺度。他は検査者が観察・面接して評点する評定尺度・検査である。
質問紙法(自己記入式)は、受検者本人が用紙の質問項目に自分で回答する方式である。BDI-Ⅱ(ベック抑うつ質問票)は代表的な自己記入式の抑うつ尺度で質問紙法にあたる。一方、BPRS(簡易精神症状評価尺度)とPANSS(陽性・陰性症状評価尺度)は検査者が面接・観察して統合失調症などの症状を評点する評定尺度、HAM-D〈HRS-D〉(ハミルトンうつ病評価尺度)も検査者が面接に基づき評点する他者評価式である。HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)は検査者が課題を課して採点する認知機能検査で、いずれも自己記入式ではない。したがって質問紙法はBDI-Ⅱである。
| 尺度 | 対象 | 実施法 |
|---|---|---|
| BDI-II | 抑うつ | 自己記入式(質問紙法) |
| HAM-D〈HRS-D〉 | 抑うつ | 他者評価(面接) |
| BPRS | 精神症状全般 | 他者評価(観察・面接) |
| PANSS | 統合失調症の陽性・陰性症状 | 他者評価(面接) |
| HDS-R | 認知機能 | 検査者施行の課題検査 |
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