学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 一般 / QP59P028
理由で解く 理学療法士
H反射は電気刺激でIa群求心性線維(筋紡錘由来)を興奮させ、単シナプス性にα運動ニューロンを反射的に発火させる。伸張反射の電気版に相当する。
H(Hoffmann)反射は末梢神経を経皮的に電気刺激して誘発する単シナプス反射で、通常ヒラメ筋で脛骨神経を刺激して記録する。閾値の低いIa群求心性線維(筋紡錘一次終末由来)がまず興奮し、その入力が脊髄後根を経て前角のα運動ニューロンと単シナプス結合し、反射性の筋収縮(H波)を生じる。すなわち刺激対象はIa群求心性線維であり、伸張反射(腱反射)を電気刺激で置き換えたものと理解できる。刺激を強めるとα運動線維の直接興奮によるM波が出現する。
| 項目 | H波 | M波 |
|---|---|---|
| 刺激対象 | Ia群求心性線維 | α運動線維(直接) |
| 経路 | 反射弓(脊髄)経由 | 運動線維を直接下行 |
| 閾値 | 低い | 高い |
| 潜時 | 長い | 短い |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。